看護師の年収への本音はさまざまな妬みを生む原因にもなっている

看護師の年収で本音を同じ院内で互いに語りあう事はありませんよね。
病院の給与体系は決まっている為、給料が低いや、
高いという病院に向けられる話はあり得ないからですね。
しかし同じ院内でも給与に対する妬みはあります。
これは明確に比較が出来るからですね。
そんな妬みにあなたも苦しめられていませんか？そんな話について 今回は考えてみましょうね。

看護師の年収に関する本音にはさまざまなものがありますが、
こんな体験をした方もいるでしょ？

これは特に大手の民間病院でよくある事ですが、
看護師になって数年目のまだ間もない頃に、公立系の病院から転職してきた看護師が、
自分たちよりも上の看護主任として迎え入れられてきました。

ところが手技は全くできず、「なんで手技もろくに出来ないのに私達より上なの？」
こんな不満を聞いたことがあると思います。

確かに不満を漏らす看護師さん達の気持ちも理解できますが、
何故こんなことが起こるのでしょうかね。

この様なケースはよくあるのですが、つまり転職してきた看護師さんはほぼ大卒で、
公務員の頃から認定資格を取り、看護主任の経験者として転職をしてきているのですよ。

ここで病院側に評価されたのは能力ではなく、取得している資格なのですね。

公務員では大卒と専門学校を始めとするそれ以外の教育機関では、
資格取得条件の年数が異なりますよ。

つまり大卒の方が早くその資格が取れる訳ですね。

そこで資格取得後転職をした場合、この様な逆転現象が起こってしまうのですよ。

これは特に大手の民間病院で起こりがちな悲劇なのですが、
医療業界の給与体系は能力給ではなく、資格保持などが昇進の大きなポイントとなる為、
その部分だけで評価されてしまう部分がある訳ですね。

看護師の年収についての本音は、上記の話1つを取っても不満につながりますよ。

何故なら普段病院では、看護師のスキル＝能力を向上しなさいと教育しているからですね。

現実の臨床現場では、経験や能力がものをいいますね。

学力や経歴は何も役に立ちませんよ。

資格でさえ実践が伴わなければ意味がないのですね。

公立病院では手技を研修医が行う事実1つを取っても、
民間病院では看護師が普通に採血を行いますね。

このギャップがこの様な年収に関する看護師の不満を生み出している訳ですね。

看護師としては臨床と資格取得をバランスよく考え、
看護技術も向上させていく事が理想ですが、
年収の取り決め方にこの様なミスマッチがあると、
看護師側にとってもモチベーションが上がらないのは当たり前でしょうね。

しかしこのような不満を考えずに、手に入れたい年収を、
努力で手に入れる事は不可能ではないのですよ。

看護師の年収について本音を不満から満足にしていくためには、
例えばあなたが臨床の現場については自信があり、
バリバリ働けるというのであれば、大手の民間病院よりも、
経営基盤のある程度しっかりした、
中規模の特に「看護師が不足している病院」への転職を考えてくださいね。

この様な病院では、病院の給与体系自体が現実的なものになっていますよ。

つまり、給与に「能力給」の割合が現実的に加味されているのですね。

経営基盤がしっかりしている病院でも、
この様な給料体系を実践している病院はいくらでもありますよ。

理屈で看護師は集まらないからですね。大手の民間病院でいくらその様な話をしても、
そんな話は通用しませんが、看護師が圧倒的に不足している今の時代、
中堅病院にとっては経験のある看護師は喉から手が出る程欲しい人材なのですよ。

そしてこの病院探しを考える時に、大きなポイントとなるのが、
看護師専門の転職サイトを最大限にうまく活用するという事ですね。

これらのサイトでは、民間病院のそれぞれの内情をよく理解していますよ。

あなたを必要とする病院を良く知っている訳ですね。