新人看護師の離職率は年収との関連性があるのだろうか

新人看護師の離職率は年収との関連性があるんでしょうかね。
新人看護師は年収が不満で退職するということはないと思いますが、
間接的には関連性があるかもしれませんよね。

新人看護師の離職率は年収が安いと高くなるんでしょうかね。
新人看護師が年収が安いからといって退職することはないと思うんですよね。
でも、実際には年収が安い病院では新人看護師の離職率が高い傾向にはあるんですよ。
正式な統計データはないですけどね。

そこにはいろいろな要因はあると思いますが、例えば
先輩看護師から年収が安いという愚痴を聞かされるとかもあるかもしれませんね。
病院に対する不満を聞いていると、どんどん気落ちが離れていきますよね。
そういった状況になっていく可能性はありますね。

やはり、職場の環境として、
不満を持っている看護師が多いとその分見切りを早くつけてしまう、
もしくは不満として聞いた内容を重点的に気にするようになってしまいます。

年収なんて新卒からはあまり気にしないものですが、
先輩看護師から安いと聞くと、年収がどれくらいになるかを意識するようになるんですよ。
そして、将来の自分を先輩に重ねあわせて見て、どうせ将来年収が安いなら、
今のうちに転職したほうが良いかも、ってなるんですね。

新人看護師の離職率は年収とどう関係しているんでしょうね。
年収が安い病院だと、経験３年目くらいの看護師の離職率が高そうですよね。
そうなると、プリセプターがあまりいない状況になってしまいます。
プリセプターが不足すると、新人研修をしっかりと行うことができずに、
研修体制に不満を持つ新人看護師が増えるんじゃないでしょうかね。
これが、新人看護師の離職率につながっているんですよ。

こう考えると、直接的ではないかもしれませんが、
間接的に年収と新人看護師の離職率は関係があると言えるんですよ。
ちょっと無理やりっぽい部分もありますが、新人看護師の離職率が
高い病院は研修体制の不備を言われることが多いです。
研修体制の不備の原因の1つには人員不足が間違いなくありますので、
信ぴょう性のある仮説だと思いますよ。

また、新人看護師に多い退職理由の1つは人間関係ですよね。
人間関係は同僚看護師以外にも先輩看護師や上司、患者様などがいます。
人間関係というのは、条件面の不満が多い職場では良くない傾向があります。
心に余裕が持てないことが、人間関係の構築に害をもたらしているんですね。
もちろん、年収以外にも休日日数や残業時間なども大きく影響しますけどね。

新人看護師の離職率は年収アップで改善できるんでしょうかね。
年収と新人看護師の離職率が関係性があるのであれば、
年収をアップすると解決しそうなものです。
しかし、実際には、そう簡単な話ではないんでしすよ。

というのも、まず大前提として年収アップが簡単に出来るかどうか、ということですよね。
例えば看護師が100名在籍している病院で、1人あたりの月給を
1万円アップしただけで、100万円の人件費が増えることになります。
看護師数はどの病院でも多いので、その看護師全体の年収アップは
簡単に実践できるものではないんですよ。

そして、年収が上がっただけでは人員確保が上手くいき、
研修体制がしっかりするかというと、それもイコールではありませんよね。
やはり、引っ張っていく看護部長や師長がどういった人かということも
大きいですし、向上心の強い看護師が多く在籍していることが大切になってきますね。
そういった人員が揃った上で、条件的な面での不満が解消すると、
自ずと研修体制もしっかりとし、新人看護師が定着するようになるんですよ。

新人看護師でなくてもこういった病院で勤務したいという看護師は、多いんじゃないでしょうかね。
でも、なかなか見つけることが難しいのが実情ですよね。
求人票を見ると、どの求人でも研修体制がしっかりとしているように見えるためです。
転職支援サイトを活用すると、研修体制の内情などを詳しく知ることができる可能性がありますよ。